スキンケア相談室

【フェイスパック】毎日使用はOK?マスクの効果を高める使い方とパックのデメリット

パック

毎日パックしてもいいですか?

フェイスマスクは美肌になれますか?

どのパックがおすすめですか?

そんなパックにまつわる皆の疑問。《お悩み解決コーナー》でいつものスキンケアの効果を高める使い方やパックのメリット・デメリットについてレクチャーします♡

フェイスマスクは化粧水より効果的なの?

パック

スキンケアとフェイスマスクを使い分ける方は「実際どっちの方が効果的なの?」と疑問に感じたこともあるのでは?

しかしパックには色々な説があり、パック論争が起きそうなくらい理論は様々。

化粧水には化粧水のメリットがあり、パックにはパックのメリットがあるんです。だから自分の肌との相性や、どんなスキンケアをしたいのかによって異なります。

化粧水の方が良い場合

パックの方が良い場合

それぞれ肌質やシチュエーションによって変わってきます。




パックの毎日使用はOK?

結論から言うと「OK」です。

ただし毎日使えることをウリにしている「毎日用」のものだけです。

これにはメリット・デメリットが関係するのでパックの知識を深めていきましょう♡

フェイスマスクのメリット・デメリット

パック

フェイスマスクは顔の上に乗せてしばらく待つというスキンケアですが、成分的には一般的な化粧水や乳液なんかと同じようなつくりです。

より効率よく成分を肌に取り込むことが出来ます。その反面「防腐剤」や「添加物」なんかの取り入れたくない成分も一緒に大量にとりこむことになります。

最近のパックは基本的に品質は高いですが、成分的にかえってマイナスなものも中にはあるのです。

一番のデメリットともいえるのが「刺激」「肌負担」になりやすいこと。

パックに限らず、スキンケア自体肌にとっては負担が大きいです。

肌が敏感な方や特定の成分に反応しやすい方は、特にパックをすることで肌が刺激によって荒れることも少なくありません。

パックを正しく使う・効果的に使うには?

パック

パックで一番大切なことは「用法・容量を守る事」です

毎日使いたいなら毎日用のものを。スペシャルケアなら決まった回数以上に使わない事。そして既定の時間以上に肌の上に乗せないことが大切です。

特に効果を求めるあまり「10分」でいいものを「30分」「1時間」とつけっぱなしにしたり、付けたまま眠ってしまう何ていうのはもってのほかです。

パックに含まれる水分が蒸発していくとき顔の水分まで一緒に蒸発してしまうのです。つまりパックが乾くということは「顔が乾く」ともイコールな現象になります。




パックはどんな肌質向き?

パック

基本的にパックを使って効果が見込めるのは、生まれつき肌が強い人やある程度の土台があってスキンケアの効果を取り込みやすい人です。

(※あくまで私の持論ですが…)

実際筆者はこのどちらにも当てはまらないタイプでしたが、毎日用のパックを使い続けていました。その結果どうなったと思いますか?

肌は綺麗になるどころか「赤み」「プツプツ」「ニキビ」が良くできる、乾燥は一向に改善しない、皮脂が出てメイク崩れが頻繁に起こるという最悪のループを辿っていました。

肌荒れ

パックが効果的などころか肌の刺激・負担になっていたのです。

これ等をいっさいやめて、水とオイルだけのシンプルなケアに変えたところ、1か月もしないうちにこれらの肌荒れはさーーっと解消していきました。

どういうことか。

肌の乾燥やゆらぎ、敏感肌の方というのは紫外線や乾燥といった外的刺激のみならず、スキンケアも肌の負担になる事が多いのです。簡単に言うと肌にとっては「異物」なんです。普通の化粧水ならまだしも、10分も20分も異物を肌の上から乗せ続けるという行為が凶と出ることもあります。

反対に毎日パックをすることで美肌を保つ方も大勢います。この方たちは肌の土台が既に整っている、もしくは元々荒れにくい強い肌を持っている方の可能性が濃厚です。

パック

パサパサの乾いた土に高価な肥料を与えるのと、しっかりと水分を含んだ良質な土地に肥料をまくのでは圧倒的に後者の方がいい作物が出来ます。

元からある程度の土台を持っている方はその「パック」が肌にとってプラスに働くことも大いにあるのです。パサパサに乾いた乾燥肌の方にはいくら高価な肥料を与えても、その肥料を上手く使うだけでの土台がありません。

まずは土台の立て直しを根本的に行うのが先決です。

実際私はスキンケアをシンプルにして肌の土台を整えてからは、月に1回ほどスペシャルケアとしてパックをすることで、より効果的に肌の変化を感じることが出来るようになりました。

肌

特に毎日用のパックは手軽さやお得さからこのループに陥りやすいです。

一向に効果が分からないという方はそもそも「パック向きの肌」ではないことも視野に入れるとスキンケアが変わるかもしれません。

いつものスキンケアの参考にしてみてくださいね♡